Luxury Japan hotel of the year 2022 大賞は「坐忘林」に決定
エリア部門は「ニセコ」 北海道勢がラグジュアリーツーリズムを牽引
2022年12月23日、一般社団法人ラグジュアリージャパン観光推進機構(本部/東京都渋谷区、宮山直之代表理事)は、Luxury Japan hotel of the year 2022およびLuxury Japan destination of the year 2022を決定し、受賞結果を公表した。
この企画は、日本を代表する素晴らしい宿や地域が世界の富裕層にまだまだ知られていないことから、世界の富裕層に発信する取り組みとして、クレジットカード会社大手のクレディセゾンがスポンサーとなり、今年初めて開催された。
審査委員長に世界的建築家の隈研吾氏が就任し、総勢7名からなる審査委員会において選考。ホテル・旅館部門はBEST5を決定し、その中から大賞を決定した。エリア・地域部門は大賞のみ。受賞結果は以下のとおり。
特設サイト https://ljtm.org/award2022
Luxury Japan hotel of the year 2022 大賞 坐忘林 / 北海道
<選考理由>
日本旅館の心を大切にしながらもモダンで上質な快適さを追求した宿をモチーフとして、2015年6月に何もない森の中に誕生した坐忘林。
客室15室はヴィラタイプ。総ての客室で内湯と露天風呂を心ゆくまで愉しむことができる。旬の北海道の恵みをふんだんに使った「北懐石」と優れたホスピタリティで世界各国からの客人を迎え入れ、魅了してきた実績を持つ。客室、食、ホスピタリティの三拍子が揃っていることに加えて、環境保護に対する取り組みが先進的であることが高く評価された。
【BEST5】大谷山荘別邸 音信 / 山口県
【BEST5】亀の井別荘 / 大分県
【BEST5】HakuVillas / 北海道
【BEST5】蓮華定院 / 和歌山県
Luxury Japan destination of the year 2022 ニセコエリア (ニセコプロモーションボード)
Niseko Tourism | Alister Buckingham
<選考理由>
日本のパウダースノー、通称ジャパウ(JAPOW)の魅力を世界に発信し、数多くのラグジュアリーホテルが集積するようになった北海道のニセコ。ニセコは、ニセコ町、倶知安町、蘭越町の3つの町からなる。今日のニセコがあるのは、2007年の創設以来、国際的な通年・滞在型リゾートを目指して活動してきたニセコプロモーションボードの貢献が大きい。
ニセコエリアの観光地域作りを担う団体として、320以上の個人・企業会員が加盟。15年間のプロモーション活動を通じて、日本を代表するリゾート地へと成長させた先駆的なDMOである。ニセコエリアを代表してニセコプロモーションボードの地道な活動を顕彰する。
審査委員
審査委員長
隈 研吾 建築家 株式会社隈研吾建築都市設計事務所主宰
審査委員
植田 直宏 クレディセゾン ブランディング戦略部部長
大竹 寛子 現代日本画家
島田 晴雄 慶應義塾大学名誉教授
三田 啓子 玄冶店 濱田家 女将
宮山 直之 ラグジュアリージャパン観光推進機構 代表理事
松下 英樹 ラグジュアリージャパン観光推進機構 理事
主催者について
一般社団法人ラグジュアリージャパン観光推進機構は、世界の富裕層の誘客など、我が国のラグジュアリーツーリズムの振興のために設立された団体。
富裕層旅行のBtoBプラットフォームLuxury Japan Virtual Travel Market(略称:LJTM)を主催し、85社以上の海外富裕層旅行エージェント、40社以上の日本を代表する宿泊事業者が加盟している。
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